中学受験と子どもたち

中学受験

日本の子どもたち

  • 今、日本に子どもは何人いるでしょうか。答えは630万1000人だそうです。日本人全体は1億2700万人くらいですね。すると、5%が子どもということです。
  • その子ども達は増えているか、それとも減っているか。その答えは減っているです。どれくらい減っているかといえば、年間6万8000人ほど減っています。市は5万人から市になれます。すると、一年で市ひとつ分、子どもが減っているんですね。
  • しかし、東京都の子ども人口に目を転じてみると、155万人。そして、東京都とその周辺においては子どもの人口は増えています。少子化というのは全国で見た場合の話であり、首都近辺では話は違うようです。

中学受験の子どもたち

  • 首都圏で中学受験をする子どもたちはどれくらいいるのでしょうか。凡そ40000人くらいです。受験人口は平成20年を頂点に一旦減った後になぜか増え始め、頂点付近にもどそうとしています。これは先の話と関係がありそうです。
  • 昨年からコロナ騒動がありました。これによって受験生は減ったのでしょうか。答えは減らなかったです。ほぼ横ばいです。実際に受験指導をしていて受験がやりやすくなったという感じはありませんので、実感と数字は重なっています。
  • 結論としましては、子どもたちから見える受験の風景は決して穏やかなものではなさそうです。

大切なこと

最初に申し上げましたが、子どもは社会の5%しかいません。つまり、この社会は大人の社会です。社会全体からは見えにくいのが子どもですし、子どもが主役になることはありませんが、子どもは確実に次の社会で大人になります。どう向き合うのかは殊の外大切な課題だと思っています。

次回は、日本だけでなくアジアの周辺まで視野を広げ、子ども達の学習環境を見てみたいと思います。次回の記事はこちらをご覧ください。

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