大手4社の費用・時間比較
首都圏の大手塾といえば、巨人SAPIXと追従する早稲田アカデミー、3番手日能研、殿の四谷大塚が代表的です。これらの塾の特徴を捉える要素として、費用についてみていきたいと思います。下記の表は受験学年である6年生の費用を示しています。※凡その数値として目安にしてください。
入塾金 | 授業料 | 講習費 | 土日講座 | 教材費等 | 合計 | 総学習時間 | |
SAPIX | 33,000円 | 719,400円 | 404,480円 | 255,960円 | 35,540円 | 1,448,380円 | 1,000時間超 |
早稲田アカデミー | 22,000円 | 539,760円 | 348,000円 | 156,300円 | 106,800円 | 1,172,860円 | 1,000時間超 |
日能研 | 22,000円 | 384,912円 | 370,000円 | 180,000円 | 31,042円 | 987,954円 | 950時間程度 |
四谷大塚 | 22,000円 | 745,250円 | 341,000円 | 220,000円 | 20,000円 | 1,248,250円 | 812時間+α |
上記のようにまとめてみましたが、SAPIXが費用・学習時間の両面から見て最も高く多いといえますが、第2位の早稲田アカデミーや3位の日能研と比較して圧倒的とはいえないと思います。
ただ、上で比較した学習時間は、通常授業や講習そしてテスト時間などを単純に足し算したものに過ぎません。実際はこれに自宅学習時間がさらに上乗せされることになります。
自宅学習時間は、塾の学習内容の難易度や塾から出る宿題の量、そして何より生徒本人の習熟度により増えたり減ったりするはずです。そうしますと、どうしてもこうした量による比較と同時に質による比較も必要になります(生徒の個性は様々で学習環境も色々ですのでここはまずは考えないとします)。
続き
次回は、上記の点を考えるヒントとして、国語のテキストを中心に学習内容を比較しながら考えたいと思います。
※数値など表に誤りがありましたらご指摘ください。
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